合奏 音楽祭のプレリュード (PM)

音楽祭のプレリュード

冒頭

木を見ずに森を見る。4小節で1つのフレーズ。
上から眺める

6小節目 2拍目裏の16分。早くなりすぎ。正確に。

2小節目、3小節目、一つ一つの音を保って。
隙間が開かないように。

5小節目 木管
トリルも、指を動かしながら歌うイメージ。
美しい音なら、思い切って吹いて良い。

3/4 スタッカート
もっと存在感があって良い。
タンギングは子音。後ろに母音がある。
子音で止まらないように。母音を大事に。

A 3小節目からの16分
16分から長い音に進むイメージ。自信を持って前に進む。

A 2小節目メロディー
「ここから始まる」という風に、はっきりと始まる。
一番最初をしっかりしゃべる。
息を最後までしっかり出す。
フレーズは、始まり、頂点、終わり。始まりをあいまいにしない。

A 6小節目 Tp、Hr、Tb
16分音符から次の音へ。16分音符の前で、ほんの少し間を空けて。
16分音符を、はっきりしゃべる。
舌先の息を楽器のツボに当てるつもりで。
終わった音を母音で終わるように。
タンギングは前だけど、響きは後ろにあるように。
16分が木管と合う。遅れないように、時間通り。

A 1小節目のcresc
もっと頭をでっかくするイメージで。

A 6小節目 Timp
8分音符から次の音に進むイメージ。
最初の8分をはっきり。2拍目頭の休符のエネルギーを使う。

B 2小節前 Timp
深くブレスをして。飛び込まないように。

B 1小節前 スネア
もっと響きを聞いて。

B Tp、Hr 3連符
口で音を鳴らさずに、楽器のツボで音が鳴るように。
短い音符も、長い音符を伸ばしているのと同じ。
軽くしゃべっているだけ。
もう少し母音が欲しい。
マルカートでも、息はテヌートで吹いている感じ。
最初の音でロングトーン ⇒ 同じ音で3連で刻む練習。
響きをキープするだけじゃなく、突っ張っている感じ。タンギングするたびに楽器のツボに音が当たる感じ。
口で音を動かさずに、頭で歌いながら指を動かす。

B 4小節目 Fl、Cl、A.Sax
最初の3連符が重要。
crescがあるが、最初をはっきり吹くのが大事。
休符を感じる。休符のエネルギーが裏に乗る。
5小節目のdimは、もっと遅くて良い。3拍目いっぱいまではキープ。4拍目で少し加減するくらい。
楽器の中よりも、自分の体の中を息が通るイメージ。
ロングトーン、息をしっかりキープ。(カンニングしてもOK)
上腹部(胃)を出しながら息を出すと、下腹部は凹む。下腹部で押す感じ。(マヨネーズみたいに)
響きが上にいくイメージ。
トリルは全員で同じ速さで動いて欲しい。

B 5小節目からのフレーズ
頂点は、C 1小節前の4拍目。4拍目なのに頂点。印象的に。

C 3小節前 打楽器
16分4つと次の8分を一緒に。5つの音を一体で。

D 3小節前 Tp、Tb
音のフチを大事に。音がツボに当たる感覚。
長い音の響きを大事に。抜けてこないように。
3連のタンギングは「TTK」。
息が止まらないことが大事。流し続けること。
母音が大事。はっきりしゃべらなくても良い。
伸びてるときにdimしない。音の鳴り、芯が欲しい。ずっと擦る感じ。
低い音は音の芯が出てこないと、輪郭があるように聞こえない。
音の真ん中、擦るように。

B 6小節目 最後の16分
詰まらないように。

D 直前
dimするときに、息を止めないように。消えないように。

D
おなかの中に息の柱が立っている状態
pの時ほど息の支えを感じる。fの時よりも。

スラーが2小節で切れるが、これは単語。ここで終わらない。
4小節で一つのフレーズ。2つの単語でできている。
アーティキュレーションは切れるが、フレーズは切れないように。
凧を途中で放さないように。

E 3小節前
アーティキュレーションが切れているところを、切り過ぎない。
全て終わってしまうのではなく、つながって行くように。
音は切れても、音楽はつながって行くように。
最後が跳ねないように。少し伸ばすイメージで。
D poco piu mosso Tpのフレーズも同じ。

E 5小節前 Fl
一つ一つ切らずに、長いフレーズで。
長い息で、タンギングがしゃべっているだけ。

E 木管
ff molto espressivo。どんなに音を出しても構わない。勇気を持って。
ただし、地声にならないように。
楽器は、体が声楽家が歌っているのと同じ状態にしたい。
息を吐くとき、吸ったときに使った筋肉が同じように働く。
逆の動きだが、同じように筋肉を使う。胃が前に出る。少なくとも、最初数秒は。
これが息の支え。息を支えても、どこかに力が入らないように。
キープしている感じだが、力を入れているのとは違う。
あえていえば、トイレをがまんしている感じ。
力を入れて、息むのとは違う。
これをやる方法は、喉が歌っている時の状態で息を吐くと、吸う時と同じように使える。
これを、育てていって欲しい。
決して地声にならないように。声楽家が歌っているように。
打楽器も同じ。叩くんじゃなく、奏でる。

(返事をするときも、地声にする必要は無い。やさしく。)

F 2小節前
アーティキュレーション、切れないように。跳ねないように。
スラー後の四分音符、音が消えないように。キープして次につなげる。

F 6小節目 木管
16分のスケール。何も書いてないが、上に行くほど響きを豊かに。

F 7小節目
シンコペーションを数えると、止まっているように聞こえる。
シンコペーションは、もっと進むイメージ。

G 木管
f 気持ちとしては、もっとワクワク感が欲しい。
長いフレーズを吹いている時、体の中を息を回しながら。
自転車をこいでいるようなイメージ。
dimも抜かない。息を回して。
リズムがナヨっとする。
レガートでも、きれいにスパッと変わって欲しい。

G 9小節目 木管
ffの伸ばし、dimしない。

G Hr
音のフレーズを整理。
3小節目 頭はcrescあるが、音を切って上がる。
4小節目、後半はスラー。
ここまでがフレーズ。5小節目、3拍目までがフレーズ。4拍目の前は空ける。
ここまでは、短く止まらない。跳ねない。(特に3小節目。最後の4分音符など)
4拍目から次のフレーズ。
同様に、4拍目から入る前は、全て空ける。

G 11小節目 金管
もっと保って。跳ねない。
アクセントが付くと、後が抜けてしまう。抜けないように。

H 5小節目 Broadly
3拍目の裏で出る。その前を保って、スパッと切る。
上にもっと音を響かせる。上へ、上へ。
8分音符に、母音の響きが欲しい。でも、音の立ち上がりはハッキリ。