7/10 自由曲(ショスタコーヴィチ)

1. A spin through Moskow

・速いテンポの曲でも、必ずしも息のスピードが速いとは限らない。

冒頭の旋律
・ゆっくり、スラーを取って練習。
 長い4小節の帯のようなブレスで。
 最初の勢いが花火のように爆発しないように。
 気合を入れて圧力をかけない。硬くならない。
 スピードをつけない。1檄で決めようとしない。

・16分を、指に頼らずに息で響きを作る。
 
・1小節目 2拍目の裏をちゃんとしゃべる。
 早い音符だけに意識を取られないように

・ffで16分で始まるので色々考えてしまうが、
 涼しい顔をして、普通に吹く。

頭 8小節目、Cの8小節目 中低音
・長い音符で抜けないように。(マーチとは違う吹き方)
 4小節間、まったく抜けないように。

・倍くらいのテンポで練習
 1個1個ブレスを切らない。一つの流れる息で。
 しゃべり方をはっきり。

Aから
・Cl 自分のリードを見つめる感じ
・Fl 舌先がもっと鋭くする。
・pで。メロディが大きいと、伴奏が落とす必要がなくなってしまう。

G
・ただ小さいだけでなく、緊張感がほしい
 フニャフニャにならずに、クリアさが欲しい。

・すごく小さく。
 発音はちゃんと当てて良い。

・pになったときに、指をロボットのようにしっかりとカチカチ動かすつもりで。
 柔らかくならないように。
 指がしっかり押さえられないときは、息が通っていないことが多い。
 指と息がリンクすることが大事。

・指を押さえているところまで息が届いていない。
 1発目が命。1回目をクリアに。

・ニュアンスがpになることが大事。
 息はfと同じように使う。

D、F
・下がってくる時も向かっていく気持ちがなくならないように。

・倍のテンポで練習。
 1個1個ブレスを切らない。
 抜ける音は1つもない。

・4小節目、2拍目で逃げない。もっと吹き切る
 逃げると、モーツアルトの音楽になってしまう。ショスタコは違う


最後 4小節前 木管
・16分が続くところ、1個1個息を切らない。
 長いブレスで

打楽器
・SD 立ち上がりを少し早く。
 
D前の打楽器
・SD 16分の入りを急がない。
 全部が同じ向きに聞こえる。16分から始まる感じで。16分を強く
 音を上に飛ばして。


F 9小節目のアウフタクト
・転調。アウフタクトのDsの音が、F-durを断ち切っていない。
 一瞬で、転調したことをわからせたい。
 特に、前から吹いている中低音。スラーの後の音なので、飲み込まないように。


2. Waltz

冒頭 メロディー
・2分音符で減衰しない(マーチとは違って)
 筆で一つの弧を描くように。
 途中で太くなったり細くなったりしないように。
 
・最後にテンポを緩めるとき、周りをうかがっている。
 みんなが、このくらいが自然だと思うところに乗っていく。
 様子をうかがうのではなく、当然のように。

アウフタクトをすごく長く
 3拍目から次の1拍目までの時間を十分に表現する。
 テンポを点で感じない。
 スラーがかかっているときは、時間を目一杯使っている。この考え方が重要

Aの4小節前
・ここから、もう1回イントロ
 その前にメロディがあるので、この曲は不自然な形
 Aの4小節前から、曲が始まるように。

・頭打ちをはっきりほしい。躊躇しない
 逃げないように。
 前の流れを感じると、次の頭打ちも自然に決まる

Aの旋律
アウフタクトの長さを感じる(冒頭と同じ)
 アウフタクトのFが良い響きがしてから、次に進む

・T.Sax 中音域は、胸に響かせるイメージで吹く(高い音の時の、頭に当てる感じとはニュアンスが違う)
 胸にスピーカーがあるイメージ

旋律の受け渡し
・いろんな楽器にメロディが受け渡されていくが、受け渡しを感じなさすぎ。
 次に誰に受け渡すか、どこからもらうかを意識する。
 楽譜上は8分休符があるが、音楽がつながるようにしたい。
 出し方を長くするとか、受けるとき早く入るとか。

アウフタクトを長くとると、受け取ることができる

・渡す方は響き残したいが、自分が思っているよりも早く消えてしまっている。
 長めに感じる(2分音符くらいのイメージ)
 響きを残す。


K
・冒頭のmollからF-durに変わっている。
 明るくなったことを感じていることが大事。
 その感じていることを、もっと表現する。伝える。
 Dの音を明るくする。Dの音を上に開く感じにすると明るくなる。

・単に明るいだけでなく、前に進むイメージも大事 

K 9小節目
アウフタクトを目一杯長く
 いちいち書かなくても感じないと。スラーとはそういうこと。

・2小節ごとのかたまり
 スラーをベッタリと吹く。
 頭だけが強くならない。抜かない。

・縦に感じない。カウントは頭だけ

L 6小節前
・2分音符はスラーがついているので抜かない。ベッタリと塗る

・ワルツにもいろいろある。ロシアのワルツはベッタリ、抜けない。
 ベターっと吹く感じを出す。
 (曲による。この曲はベッタリと)

L リズム
・付点四分音符で練習。抜かずに
 ⇒ ちょっとだけ隙間を開ける

・ハケでスッと線を引くように
 音を飲まない。止めない。
 
・1小節で一つ。最後まで視線を逸らさない。
 強さが最後まで変わらないように
 勢いを大事に。
 軽くならない。「どうだ~!」と見せつける感じ。

・Lの3小節目の四分音符もはっきり。
 3小節で1つのフレーズ。3小節目が大きな3拍子の3拍目のイメージ。

L木管
・8分音符はスラー。時間を使う。
 息もたくさん使う
 2小節目が抜けないように
 少しcrescをする感覚でもおかしくない。
 1回目は最後まで吹ききって、放してもOK。(2回目は難しい)

・急ぐ人がいる。
 進んでほしいけど、焦らない。

・Mの5小節前から、地声になってしまう
 
Lからのフレーズ
・L:3小節+3小節+5小節
・M:3小節+3小節+4小節

・Mの7小節目から下降音型
 ⇒ そのためのエネルギーをMからの6小節で貯める

・Mの7小節目からの下降音型
 落ちていって、加速がつくイメージがほしい。
 今は安全運転過ぎる

Nの8小節前
・2小節×2回 + 1小節×4回

Nの4小節前
・ritを早くから匂わせない。

・Tamb.は、もっとアタックがあったほうが良い。
 リズムがなくなってしまうので、Tamb.でリズムを聞かせる

Nの旋律
・2分音符の音を抜かずに進む。
 ずっと「ベター」っと吹くイメージ

・8小節で一つのイメージ。
 すべてがブルドーザーで進むような感じでなく、8小節のフレーズを意識させる。

Oの旋律
・2小節目 最後の音を飲み込まない

アーティキュレーションとフレーズは違う
 2小節のフレーズが見えない。2小節目の頭にピークがある。
 今は、1小節ごとに切れている。

最後
・テンポが緩んでくるが、自然に。
 先生に合わせるというよりも、全員が自然な動きに集まるように


3.Polca

A 伴奏 (Cl)
・Clは音の立ち上がりをクリアにするのが苦手。でも、不可能ではない(ウィーンフィルとか)
 タンギングの直前に、息が舌の直前まで準備できている状態にしておく。
 1個1個、息を切らずに、ずっと出しっぱなしで、舌で止める感じ。
 息を出した瞬間に、指を抑えているところまで一瞬でいくように。必要な息を準備しておく。
 (ワルツの後打ちも同じイメージで)

・最後、急がない

冒頭 Tp
・田舎のフォークダンスのイメージ
 非常に陽気な感じ。意味合いもなく、楽しければイイ。
 遊びに行っている感じ。

・誰が聞いてもポルカに聞こえるように
 ほかの楽章も2/4だが、まったく違う音楽。

B旋律
・スラーのところは、デコボコしたり、くびれがあったりしない。
 ずっとズドーンと息を入れる。
 最後の4分だけが大きくなったりしない。

・最初の2小節は、2小節目の頭が頂点

・3~4小節目は、4小節目の頭が頂点

アウフタクトを飲まない

F旋律(木管低音)
・16分の最後まで吹き切る。飲み込まない。

・8分音符も抜けない

・おじさんの役目。おっさんが出てきて、ブツブツ言ってるイメージ。(木管が次に、ワッハッハと笑う)
 抜けすぎないように。

F後半の木管高音
・小さすぎないように

G Sax
・Hの1小節前 4分音符は、テヌートにしない

G Hr
・少し大きすぎ。
 かわいい女の子(Sax)が前で踊っているのを見ているイメージ


H Flute
・バレリーナがトゥシューズで立っているように、
 すごく短く(止めなくてよいけど、、ことさら強調する)

・スラーの後の音が長い。すべて同じように短く

ポルタメントがかかる感じにならないように
 スラーの時間をすべて使って(テヌート)、急に降りる


I直前の終わり方(木管低音)
・楽しくない。
 dimしてくるが、楽しい感じを出して、Tpにつなぐ

最後
・止まるまで、きざしを見せない。
 そのまま続くように見せて、いきなり止まる。


4.Dance
・基本的にはPrestに入ったらランチキ騒ぎで良いが、音は汚くならないように。
 いかに良い音で、その雰囲気を出せるかが大事

E 旋律
・ずっと息を長く入れてほしい
 16分を飲まない。楽をしないように。最後まで吹き切る。
 最初から息がバーっと出るように。
 2小節目、4小節目で圧力をかけなくても良い。普通にまっすぐ

・fff。自分の中で音を大きく

・人差し指を口の前に持ってきて息を吹きかける。(ほっぺたを膨らませて)
 その時に、みぞおちが膨らむように
 ただし、力が入ってしまわずに、やわらかく膨らむ感じ
 体のどこかに力が入ると、息を止めてしまう

・分業制にすると、2小節で1つのフレーズに聞かせるのが難しい
 後から出る人は、前の小節も指を動かしておかないと

・最初から息をしっかり入れる。
 指が回っていても、息が入らないと音が響かない

・2拍目の頭の8分をしゃべる(つなげない)

G旋律
・最後の音を抜かない(マーチとは全く別)
 最後まで突っ張る

冒頭
・ホール練習を思い出して
 吹いていて、自分の音が返ってくるのは聞こえる?
 返ってくる音を聞きに行ってほしい。
 自分の楽器から出ている音を聞くよりも、遠くにある音を聞く。
 ほかの人の音(Tpとか)が反射してくる音を聞く。

・遠くの音を聞くイメージで

・生の音を聞いていないと、違いを気づかない
 この違いが気が付けるかどうかが大きい。
 CDでは聞こえない音がある。生音と何が違うか。

・口がしんどい時は、近くの音を聞いていることが多い

D(J)
・2小節で1回回ってくる(2小節+2小節+4小節)
 1小節目、3小節目の頭をしっかり、という意識。
 打楽器も同じ。

・SD 16分音符を聞きたい
 8分休符を強く感じる
 決して最後を強くしない。
 16分音符の間に隙間ができるくらい
 モモを叩いたら痛くない叩き方で
 脱力が大事。力が入ると重くなる。

H 低音 (Iからも同じ)
・8分音符のアウフタクト、音を止めないように
 気持ち長めに吹く。

 

 

7/10 課題曲

最初に構えた時にすること
・音を出す前に、後ろに響かせるイメージを持つ。
 毎回、音を出す前に。指揮棒が上がって、楽器を構えたら毎回セットする。

・打楽器は、高い位置から音を聞く感覚

・遠くの音を聞くイメージで

 ホール練習を思い出して。音楽室にいるときも、常に。


 自分の楽器から出ている音を聞くよりも、遠くにある音を聞く。

 (ホールで吹いたとき)自分の音が反射してくる音を聞く、
 あるいは、他の人の音(Tpとか)が反射してくる音を聞く。

 

---------

・きちんとやっている。間違いはやっていない。
・主にフレーズがどこに向かって進んでいるかが見えてこない。
 それが見えてくると、途端に心に伝わってくる。
・マーチはラッパのリズム「ッタタタッタ」が多いが、少し早く出てしまっている。
 16分音符から次の拍へ進む感覚。


・ラッパのリズム:木管楽器は慣れていない。待ちきれない感じ。

A
・メロディ4小節で1フレーズ。4小節目の3拍目に向かっている感覚がほしい。
 どんどん進んでいる感じ。(速くはならないので注意)
 響きを上へ上へ向かわせる。
・一つのフレーズの中にレガートの瞬間とスタッカートの瞬間が混じる(8分はスタッカート)
 スタッカートは舌先でしゃべる感覚。離す感覚。
 レガートは息をたくさん使って歌う。

・3小節目 下るところで息に加速がつく(ジェットコースターみたいにcrescが付く)
 自然に感じることを抑えずに出す。

・2回目のフレーズ(5小節目)、6小節目のCは1回目とは違う。同じではワクワクしない。
 思いが強くなる、少し長くなるなど、感じてほしいし、感じたまま吹いてほしい。
 短く止まらない。もっと飛ばすように。

・A最初のフレーズ、Cの音(8分)の音がしゃべれているか、明瞭でない
 聞いている人に届くように。
 つながってしまうと、ボケてしまう。
 Cの音を飲んでしまわないように。

・お行儀よくなり過ぎない。もう少し解放されるように。
 音程、タイミングを先に考えすぎない。
 音楽的に、どうやったら気持ちよいかを感じる。

・音の響きは、自分の体の中にあることをイメージする

打楽器(頭から)
・SD すべてが均等に聞こえなくてよい
 16分音符の頭にアクセントがあるつもり。
 早く飛び込まない。ほんのすこしだけ我慢する。
 待ったら、そのぶん先に急いで次の頭をそろえる

・SDがSoloの感覚で、打楽器から頭一つ抜けてほしい

・2小節目の3拍目に向かうように

B
・Hr、Euphのスラーのフレーズ:音の切り替わりに時間がかからないように
 音の変わり目は瞬間的に変わるように。
 合うとクリアに聞こえるが、ずれると滲んで聞こえてしまう。
 
・2分音符の時、動きが止まってしまう。静止画になってしまう
 2小節目は降りてくる感じ。山の稜線になる感じ。
 5小節目、6小節目の後半の2文音符も稜線が見えるように
 ピアノで音が減衰する感じ。オルガンとは違って。
 6小節目の後半でcrescしない。次の小節を大きく出れば良い。
2小節目の最後、小節の最後に消えるくらいのつもり。
 楽譜があるからといって、最後まで突っ張る必要はない。

・4小節目ののアウフタクトを鮮やかに
 前の付点四分音符を平坦に伸ばさずに納めて、アウフタクトを描く

・最初の入り、1拍目の休みを貴重に感じてほしい。
 音楽的には、あまり早く出てきてほしくない。
 四分休符が1.02~1.03拍くらいある感じ。

・長い音符の感覚は、自転車をこぐのを止めても自然に走っていく感覚。
 最後までこぎ続けない。ちょっとこいで惰性で走って、を繰り返す

B
・5小節目から入る人
 mfから入ってfに変わった気がしない。
 mfをもっと静かなmfで入って、違いを際立たせる。

C
・低音:もっと豊かな音で。遠慮せずに
 4小節間を一つのブレスで流していけるように。
 一つ一つの音で、息が切れないように。

・4小節目で、少しだけ納める感覚で。
 (dimと書くと、やりすぎ)
 最後の音を押さない。押すと野暮ったくなる。

・3小節目の跳躍で止まってしまう。
 7度の跳躍のために、低い音でしっかり踏み切る必要がある。
 跳び箱のように。エネルギーが切れない。 

・Tuがもっと体全体で鳴ってほしい。
 自分の体が楽器になるイメージ。
 可能なら、今の5割増しの響きで。

ホール練習について
・ホールの響きを、普段の練習でも考えて。
 普段の練習も、ホールで吹いているとしたら、自分の音がどう聞こえるか想像して練習する。

Cのリズム(あと打ち)
・短い音の時、母音が付いていて、体の中に響きがある感覚。
 そうしないと、ハーモニーで聞こえてこない。
 子音を短くするのではなく、母音があるけど短くする感覚。

・タタタッタという音型。木管は苦手なので、ラッパに任せる。ムキにならない。
 後打ちはがんばって、16分は軽くするなど

・最後の4分音符は少し目立たないように。
 4分音符だから長く、とか考えなくてよい。

・3小節目の頂点は1拍目の休符。ほんのわずかにdimの感じ

C5小節目 旋律
・すごくレガートに。特に最初のアウフタクト
 4小節目までと、全然違う人が出てくる感じ。
 前の4分音符とアウフタクトの間を開けるように(ブレスしても良い)

CのSD
・タイがかかっている裏をふくよかに聞かせたい
 頭の8分と裏のタイの間に、短い16分休符があるつもりで。
 表の拍を早く切り上げる感じ。
 ロールは長め

・これはシンコペーション
 裏拍に強さを出して、頭は強くしない。

・4小節目の16分音符をはっきり。

D2小節前アウフタクト
・非常にクリアに喋る
 炭酸効いている感じ。弾けるように。

Trio 1小節前
・タンタカタッタッタを飛び込まない。
 1拍目の「裏から始まる」感覚を身につける。
 表から感じると、飛び込んでしまう。
 頭から感じると、ぎこちなく聞こえる

・少しちょっとのことで、大きく違う
 このへんが採点にも影響する

E打楽器 BD+SD
・BD:2/2で感じる。4拍子で感じない

・SDのシャリシャリ感を聞かせるように。
 シャッという音が欲しい。

・SD 16分の後の8分がくっついてしまう。
 8分二つの間に休符が入っているつもりで。
 16分音符の勢いで、転んでしまわないように。緻密に。

Trio Tp
・ベルトーンをしっかりしゃべる。
 最初を出したら、惰性で飛ばす。

・最後まで吹ききってOK

Trio 2小節目4拍目
・dimの頭(4拍目)にアクセントが聞こえてしまう。
 アタックが強くならないように。
 (dimとアクセントの起源は同じだけど...)

Eメロディー
・F3小節前、最後の8分音符の前でブレスしない
 ブレスするなら、F4小節前の3拍目裏で吸う。

・Trioは、レガートがいかに滑らかに演奏できるかで、他との違いを明確にする
 レガートをもっと息を流して。
 体の中に息の柱が必要。今は息の柱が薄い感じ(骨粗しょう症?)
 息の量ではなく、柱が確実にあるイメージ。
 息の柱から、息を回すイメージが必要。
 骨盤の付け根から背中を回して息を送り出す。
 (四つん這いになって、キャットストレッチする感覚)
 自転車で坂道を抵抗を感じながらこぎ続ける感じではなく、こがずに惰性で下っている感覚。
 
・伸ばしている音は自然と減衰させる。(抜くのとは違うが)
 そうすると、次のアウフタクトがはっきり聞こえる
 でも、抜いてしまわない。
 息を吐くのを止めない。声で歌う感覚で。伸ばしている時、張らないはず。
 音は減衰しているが、息は使っているかも...

・5小節目の2分音符を減衰できると、次がクリアになる

・8小節目の16分音符を急がない。ブレスも後にあるので。
 たっぷり時間をかけて。

・9小節目アウフタクトの4分音符の時間が足りない。
 ちょっと長くてはみ出るくらい。

・前半に比べると後半は単語の区切りが短くなっているが、寸胴にならない(長い音符をベッタリ伸ばさない)

・Gの7小節前 4拍目頭の8分を少し短く

・スラーが8分音符で終わるときのニュアンス。
 3小節目 2拍目 頭の8分を少しだけ短く。シンコペーションのリズム。
 6小節目 2拍目も同じ

Fのメロディ
・音量はそれほど大きくならないが、もっと自由にしてほしい
 fとffの差を理解できるバンドは少ない。
 fの範囲で、もっと音を自由に開放して

・Fl、Piccが入って幅が広がる分、支えるSaxの響きが大事。土台を担う役割。fからffの間。
 Clは、自分の頭の中で音を響かせる。頭の中が大きくなるつもりで。楽器に吹き込まない。

E SD
・SDでテンポはいくらでもコントロールできる。
 SDで引っ張ってほしい。みんなの中に埋もれないように。
 そういう権力を握っている自覚を持つ。決してみんなより遅れないように。
 指揮者は一瞬前で指示を出してる。それと同じように。
 SDがコントロールする感覚が出てくると良い。(Trioだけでなく、最初から。スネアが主役)

・自分の音を天井の上で聞いているイメージで。
 そうすると、音が沈んでくる。

F Tp
・バランス的に聞こえない。結構吹いて大丈夫。
 気軽にフォルテで吹く感じでOK。

G ファンファーレ
・2小節目の2分音符を合わせたい。
 自分の中の響きを合わせる。
・4小節目 2ndから1名だけ最後の伸ばしを3rdの音を吹く(C♭)
・2nd Esは長3和音の3音。低めにとる。(口で下げずにトリガで下げる)
 大きく吹かない

・2小節目 2ndTpのDsを明るく
 3rdのB♭を3音だが、突っ張ってよい。

Hの前
・リズム:16分(タタタッタ)を締めて。イケイケにならないように。

H旋律
アーティキュレーションははっきりするが、音をキープする。

アーティキュレーションはスラーがなくなって全ての音でmarcになるが、
 フレーズ間をなくさないように。
 4小節のフレーズが感じられるように。
 
・3小節目の頭、8小節目の頭などに向かうように

・1個1個の音符ではなく、フレーズを感じて。
 息を1個1個の音符で切らない

H対旋律
・毎回毎回リセットしない。4小節で一つのフレーズになっているように。
 4小節目の頭が頂点になるように

・最初の8分を少し長めに。短すぎて、別物にならないように。
 テヌートで吹く練習をする。
 8分休符で身構えないように。ウッと感じないように。(鋭く感じる場合もあるが、ここは違う)

・上の伸ばし。吹いて伸ばすのではなく、歌うイメージ

H Animato
・気持ちが前のめりになってしまう。
 焦った気持ちになってしまう。自分たちが進むのは違う。
 
Iの4小節前
・裏が早くならない。時間をちゃんと感じて。

・2分音符が抜けないように。フレーズで聞こえるように

H対旋律(Tbほか)
・3小節目 4分音符が伸びすぎ

Hの9小節目
・mpになるとき、息の柱は抜かない。むしろ大きくなるイメージ

・crescのエンジンを早めにかける。
 今は、ffになる前にffがきてしまっている。

I直前のCym
・もっと思い切りよく
 ホール一杯に響くように。(打楽器周辺で鳴っている感じではなく)
 あたり一面に、星のきらめきが広がるように。

最後
・3連符の方にアクセントをつけて。
 4つの音で一つの動作。最後の4分音符を吹きなおさない(2つに分けない)

 

 

合奏 音楽祭のプレリュード (PM)

音楽祭のプレリュード

冒頭

木を見ずに森を見る。4小節で1つのフレーズ。
上から眺める

6小節目 2拍目裏の16分。早くなりすぎ。正確に。

2小節目、3小節目、一つ一つの音を保って。
隙間が開かないように。

5小節目 木管
トリルも、指を動かしながら歌うイメージ。
美しい音なら、思い切って吹いて良い。

3/4 スタッカート
もっと存在感があって良い。
タンギングは子音。後ろに母音がある。
子音で止まらないように。母音を大事に。

A 3小節目からの16分
16分から長い音に進むイメージ。自信を持って前に進む。

A 2小節目メロディー
「ここから始まる」という風に、はっきりと始まる。
一番最初をしっかりしゃべる。
息を最後までしっかり出す。
フレーズは、始まり、頂点、終わり。始まりをあいまいにしない。

A 6小節目 Tp、Hr、Tb
16分音符から次の音へ。16分音符の前で、ほんの少し間を空けて。
16分音符を、はっきりしゃべる。
舌先の息を楽器のツボに当てるつもりで。
終わった音を母音で終わるように。
タンギングは前だけど、響きは後ろにあるように。
16分が木管と合う。遅れないように、時間通り。

A 1小節目のcresc
もっと頭をでっかくするイメージで。

A 6小節目 Timp
8分音符から次の音に進むイメージ。
最初の8分をはっきり。2拍目頭の休符のエネルギーを使う。

B 2小節前 Timp
深くブレスをして。飛び込まないように。

B 1小節前 スネア
もっと響きを聞いて。

B Tp、Hr 3連符
口で音を鳴らさずに、楽器のツボで音が鳴るように。
短い音符も、長い音符を伸ばしているのと同じ。
軽くしゃべっているだけ。
もう少し母音が欲しい。
マルカートでも、息はテヌートで吹いている感じ。
最初の音でロングトーン ⇒ 同じ音で3連で刻む練習。
響きをキープするだけじゃなく、突っ張っている感じ。タンギングするたびに楽器のツボに音が当たる感じ。
口で音を動かさずに、頭で歌いながら指を動かす。

B 4小節目 Fl、Cl、A.Sax
最初の3連符が重要。
crescがあるが、最初をはっきり吹くのが大事。
休符を感じる。休符のエネルギーが裏に乗る。
5小節目のdimは、もっと遅くて良い。3拍目いっぱいまではキープ。4拍目で少し加減するくらい。
楽器の中よりも、自分の体の中を息が通るイメージ。
ロングトーン、息をしっかりキープ。(カンニングしてもOK)
上腹部(胃)を出しながら息を出すと、下腹部は凹む。下腹部で押す感じ。(マヨネーズみたいに)
響きが上にいくイメージ。
トリルは全員で同じ速さで動いて欲しい。

B 5小節目からのフレーズ
頂点は、C 1小節前の4拍目。4拍目なのに頂点。印象的に。

C 3小節前 打楽器
16分4つと次の8分を一緒に。5つの音を一体で。

D 3小節前 Tp、Tb
音のフチを大事に。音がツボに当たる感覚。
長い音の響きを大事に。抜けてこないように。
3連のタンギングは「TTK」。
息が止まらないことが大事。流し続けること。
母音が大事。はっきりしゃべらなくても良い。
伸びてるときにdimしない。音の鳴り、芯が欲しい。ずっと擦る感じ。
低い音は音の芯が出てこないと、輪郭があるように聞こえない。
音の真ん中、擦るように。

B 6小節目 最後の16分
詰まらないように。

D 直前
dimするときに、息を止めないように。消えないように。

D
おなかの中に息の柱が立っている状態
pの時ほど息の支えを感じる。fの時よりも。

スラーが2小節で切れるが、これは単語。ここで終わらない。
4小節で一つのフレーズ。2つの単語でできている。
アーティキュレーションは切れるが、フレーズは切れないように。
凧を途中で放さないように。

E 3小節前
アーティキュレーションが切れているところを、切り過ぎない。
全て終わってしまうのではなく、つながって行くように。
音は切れても、音楽はつながって行くように。
最後が跳ねないように。少し伸ばすイメージで。
D poco piu mosso Tpのフレーズも同じ。

E 5小節前 Fl
一つ一つ切らずに、長いフレーズで。
長い息で、タンギングがしゃべっているだけ。

E 木管
ff molto espressivo。どんなに音を出しても構わない。勇気を持って。
ただし、地声にならないように。
楽器は、体が声楽家が歌っているのと同じ状態にしたい。
息を吐くとき、吸ったときに使った筋肉が同じように働く。
逆の動きだが、同じように筋肉を使う。胃が前に出る。少なくとも、最初数秒は。
これが息の支え。息を支えても、どこかに力が入らないように。
キープしている感じだが、力を入れているのとは違う。
あえていえば、トイレをがまんしている感じ。
力を入れて、息むのとは違う。
これをやる方法は、喉が歌っている時の状態で息を吐くと、吸う時と同じように使える。
これを、育てていって欲しい。
決して地声にならないように。声楽家が歌っているように。
打楽器も同じ。叩くんじゃなく、奏でる。

(返事をするときも、地声にする必要は無い。やさしく。)

F 2小節前
アーティキュレーション、切れないように。跳ねないように。
スラー後の四分音符、音が消えないように。キープして次につなげる。

F 6小節目 木管
16分のスケール。何も書いてないが、上に行くほど響きを豊かに。

F 7小節目
シンコペーションを数えると、止まっているように聞こえる。
シンコペーションは、もっと進むイメージ。

G 木管
f 気持ちとしては、もっとワクワク感が欲しい。
長いフレーズを吹いている時、体の中を息を回しながら。
自転車をこいでいるようなイメージ。
dimも抜かない。息を回して。
リズムがナヨっとする。
レガートでも、きれいにスパッと変わって欲しい。

G 9小節目 木管
ffの伸ばし、dimしない。

G Hr
音のフレーズを整理。
3小節目 頭はcrescあるが、音を切って上がる。
4小節目、後半はスラー。
ここまでがフレーズ。5小節目、3拍目までがフレーズ。4拍目の前は空ける。
ここまでは、短く止まらない。跳ねない。(特に3小節目。最後の4分音符など)
4拍目から次のフレーズ。
同様に、4拍目から入る前は、全て空ける。

G 11小節目 金管
もっと保って。跳ねない。
アクセントが付くと、後が抜けてしまう。抜けないように。

H 5小節目 Broadly
3拍目の裏で出る。その前を保って、スパッと切る。
上にもっと音を響かせる。上へ、上へ。
8分音符に、母音の響きが欲しい。でも、音の立ち上がりはハッキリ。

 

合奏 基礎練習 (PM)

Tips

12番 Es ユニゾン

音を喉の奥に響かせる。自分の中がスピーカーというつもり。
楽器に向かって吹かなくて良い。
⇒ 響きを共有する。

音のどこを聞くか。
合奏とは、音を合わせる事。
響き:空気が振動している音。管も打楽器も共通。音の振動を合わせる。
鳴り:音の芯。打楽器の打撃音。リードの振動。

音が小さいと感じた人は、音の鳴りを聞いている人。
合奏するときは、共通するところを聞いて合わせる。
響きが合わないと、チューナーで合っていても音が合わない。
楽器の中、部屋の中、全ての響きをあわせる。
音は上の方に広がる。いい音に聞こえる。ホールで聞くと、さらに歴然とする。
みんなが持っている響きを、部屋の上の方の空間で合わせる。

打楽器は、常にバランス感覚に優れているべき。
スネアの胴の中の響き、シンバルのあとの響きを聞く。
打楽器:プロの人との違いは、強く叩いてもうるさくない。
芯は質がよければよい。響きはいくらでも豊かに。

19番 コラール
実際の曲で譜面を見たとき、音符を追いかけてしまう。
フレーズをまとまりで見る。2小節のフレーズ。
一つのフレーズを一本の長い息で吹く。
最初の音を吹くときに、息を入れてしまう。
2小節分、最初に赤いじゅうたんを引いてしまうイメージ。

強弱が付いていないが、この音を吹くときに広がりたいのか、収まりたいのかを感じる。
明るくなるのか、小さくなるのか。心地よく感じるように。考えながら。
メロディの人が音楽がどこに向かうか感じて、伴奏は聞いて合わせる。
音楽には頂点がある。そこに向かって上っていって、降りてくる。
常に考えて吹いて欲しい。ダイナミクスが無くても。
簡単なコラールだが、考えながら、耳を使いながら吹いて欲しい。

fの時、楽器に入れる音を増やすのではなく、自分の中で響かせるものを大きくする。
pのときは、頭の中を静かにする。

20番 コラール
初めて楽譜を読むときから、いままでやったことを考える。
音が高いときは、高い声を出すイメージ。頭声:頭のてっぺんから。
オクターブキーがある楽器も、そうでない楽器も共通で、高い声を出すイメージで。
声を出せない高い音でも、同じイメージをつなげていく。
「楽器に息を入れる」という指示は誤解を生みやすい。
息を入れるためにアパーチュアを広げると、振動しにくくなる。
両方の唇は近づいていて、柔らかくしていた方が、良く振動する。
単純に息を入れても響きはなくなってしまう。自分の中の響きを大きくする。
小原先生は、「楽器に息を入れる」とは決して言わない。
「歌う」というキーワードを意識すると、いろんなことが全てうまくいく。

息を吸う/吹くとき、おなかに力を入れない。
Cl 左手の人差し指のところに向かって。
fにするとき、強くするのではなく、響きを豊かに。
横隔膜が下がると胃の行き場が無くなって、上腹部が前に出る。
打楽器も、同じようなブレスを意識すると余分な力が抜ける。打楽器にも意味がある。
下にバランスを持っていこうとすると、変なところに力が入ってしまう。
支えを意識するときも、力まない。
まずは、胸が膨らむことを意識。
吹くときは、胃から前に息を出すイメージ。思い切って。
EsあたりはClでは良い音が出ない。Dで確認してから上がると意識しやすい。
頭の後ろの響きを、合わせるイメージ。口の中の響きを合わせる。

声楽では、音を後ろから回す、音を転がす。

59番 コラール(繰り返し 1回目はf、2回目はp)
金管楽器は上唇を楽にすることが大事。
Tpで上の音が外れるのは、上唇に余計な力が入るから。
Euph 背が高い人は、下にタオルを巻くなどして底上げする。
下唇から閉じる感じ。そうして上唇を楽に。
唇に力を入れながら吹くのは、ブレーキをかけながら自転車を吹くようなもの。
美しい響きを追いかけると、ハーモニーも良い音を追いかける。
そうなると狂っていたらイヤになる。そうなると良いバンドになる。
Tu 体の中にも楽器があるイメージ。体全部を響かせて。
全員がTuの音を聞きながら、そっちに合わせる。⇒何もしなくても合う。
この音に寄り添おう、この音を聞こう、という気の遣い方が大事。機械に頼らない。
自分の音を聞かずに、合わせたい人の音を聞く。自分を捨てて隣の音を聞く。
Euph 声を裏返さないと、絶対に高くなる。
簡単な曲は、体や口は疲れないけど、頭が疲れて欲しい。
音や響きをあわせるというのはどういうことか、良く考えて欲しい。

 

トランペットパート(AM)

・マウスピースは?
(後でお聞きしたところ、極端なマウスピースを使っていないことを確認したそうです)

・毎日の最初の音出し
一日の最初に、息が音に変わる瞬間を意識する。
Fから。あまり低い音から始めない。

朝一は、音が出るまで1秒以上かかるかもしれないが、待つ。
音が出なくても無理をしない。不安にならない。3秒待てば絶対音がでる。
すんなり音が出るようになれば、最初からタンギングをしても大丈夫。
タンギングした時と、ノータンギングの音の質、唇の感じが同じになるようにチェック。
タンギングの時、唇を閉める人がいるが、NG。唇は常に受け身。
タンギング有り/無しを交互にやるとわかりやすい。注意深く。
毎朝のウォーミングアップの時間が、一番気を使う。これがうまくいかないと一日調子が悪い。
あまりうるさくなく、自分の音がちゃんと聞こえるところで。

マウスピースのバズィングは諸刃の剣
音を出そうとしてしまうとよくない。結果的に音がしてしまうのは良い。
楽器を吹いている時とバズィングの感じは違う。
マウスピースの練習ができるようになると良いが、
セッティングがおかしい時に無理をすると、おかしい方向に行ってしまう。
注意が必要。
息が通過すれば良い。音が出なくても良い。
⇒ 楽器をつければ音が出る。

最初の音は真ん中のソの音くらいを狙ってみる。4拍くらい。
⇒ F、F#、E、G、D#、G#、D、A、C#、B↑、C、H、B↓
タンギングをしないで。舌先は下の歯の裏に当てる。
自分が吐いた息が、楽器のツボ(ラッパが開くちょっと手前くらい)に息が当たる感じ。

ピッチは良いので、チューニング管を抜いた状態で吹く。少し抜いた状態が
音が出る瞬間を感じ取って欲しい。
鳴り始める瞬間を当てる。ジワジワ出るのではなく。
唇が最初に閉じていると息が入らない。最初はあけておく。音が出るときにくっつく感じ。
唇は何もしなくても良い。ほったらかして息を通すだけ。
最初に息の音がした後に、音が始まる瞬間を感じ取る。
口で音が鳴るのではなく、楽器のツボで音が鳴るイメージ。

息を入れる時、おなかに力を入れるのはやめる。力を入れなくても良い。

下のC、Hは、スライドを抜く。

2拍、2拍、4拍のロングトーン。最初はノーアタック。次からはアタック。
F、F#、G、....、B
F、E、D#、...、B

2拍、2拍、4拍のロングトーン。全てアタック。
F、F#、G、....、B
F、E、D#、...、B

少し硬い感じがする。
息を楽器のツボにぶつけるつもり。

四分×4拍、八分×4拍、伸ばし
最初の音のタンギングを取って始める練習。
最初に「プッ」という音が入るのは、マウスピースのときに唇を動かしているから。
そうすると、高い音を吹いたり、ピッチを合わせたりするとき、後々問題になる。
それを今のうちに摘み取りたい。
マウスピースのリムが、唇の白いところに当たるように。赤いところに当てない。
下あごを無理して前に出す必要は無い。自然な形。
マウスピースを普通に歯に当てる。そのとき、歯茎の間にマウスピースが当たる。
その状態がベストポジション。
そうすると、リムが白いところに当たって、上唇が自由になる。
音が出ないときは、少し唇をくっつけて。
唇が出るときに、穴ができていないといけないと、思わなくて良い。
2枚の紙の間を息を通すと、紙は近づく。これが音が出るときに重要。高い音を出すときも。
唇を開けておくと息が通ってくっついて、開いて、が繰り返される。
楽器を吹いている時の唇の隙間を丁度良い状態にする。
音が出なくても無理をしない。
今までよりも、唇の上の方(白いところくらい)を使うイメージ。
下唇が閉じて迎えに行く感じ。

ファルセット(裏声)のつもりで。地声にならないように。
合唱歌っている感覚で、いつも吹けるように。

すぐに力んで、肩に力が入ってしまう。特に高音を吹くとき。
F⇒Fの上行スケール
唇で音が鳴るイメージになってしまう。息が通って、ベルの手前で音が鳴るイメージ忘れずに。
FGABCBAGF、GABCDCBAG、ABCDEDCBA、BCDEFEDCB。スラーで。
音が自分の頭の中にあるイメージ。
高い音は唇には無い。頭の後ろの方。

真ん中のFより上の音は、Clのレジスターキーを押して上の音を出している感じで。

・息について
横隔膜:肋骨の一番下にくっついている。おなかの中に帽子があるイメージ。
横隔膜が下がると、肺が下に下がって広げられて空気が入る。
肋骨の下に指を突っ込むと、息が入らない。
息をしっかり吸うと、指が押し戻される感じ。
下方向に息を吸おうとすると、息が入らない。
肋骨より下に空気が入る場所は無い。
肋骨より上が広がると思った方が、息が入る。
ヘソの下を、少しへこませるつもり。そこには息が入る場所は無い。
唯一、胃袋は下がらないので、胃袋が前に出ている。なので、上腹部が膨らむ。
そのとき、下腹部は横に引っ張られる。少し凹む感じ。ベルトを少し締めるイメージ。
逆三角形のイメージ。そんなバランス。

息を最初から使ってOK。少しずつ使わなくても良い。

音を出すとき、息を吐こうとしてしまう。
呼吸をするときの体の使い方は、息を吸うときの逆の動きではない。
息を吸ったときの状態で音を出す。
喉も同じ状態で歌っている感じ。
その状態を意識すれば、あとはどんどん良くなる。

音を出すときも、体を同じように使いたい。
普通にしゃべっていると、体が戻っていく。(上腹部が凹んでいく)
歌っているポジションでは、キープできる。
男性はファルセットで歌うイメージ。
腰が落ちないように。
腰が寝ると、良い状態のバランスが起こりにくくなる。横隔膜が働きにくくなる。
背筋が伸びる。腹斜筋がヤグラを組んでいる感じ。
息を吸うとき、水を口から入れて、下の方から「ジャー」と溜めてくる感じ。

・音が上がるとき
喉のところで息の状態が変わる。
息のスピードを変える、とか考えない。考えると、リキんでしまう。
仕組みを考えない。
舌も使うが、喉で変わる。
仕組みを考えない。歌うように思う。

リップスラー
(四分)F-B-F-B-F
(四分)F-B-D-B-F
(四分)F-B-D-B-(八分)F-B-D-B-F
(四分)F-B-D-F-D-B-F
(四分)B-D-F-D-B-D-F-D-B
(四分)B-D-B-D-F-D-F-D-B
(四分)F-F-F-F-F(ひっくり返す。ヨーデル)
歌っている感じで。
息は思い切って使って良い。
歌うと、息が細くなってしまう。歌うつもりだが、息はしっかり使う。
オペラ歌手が声を響かせているつもり。歌手になったイメージを重ね合わせる。
大舞台に立って、一人でホール全体を響かせるイメージ。

①音の当たりを確認。
タンギングを確認
③その後は、ほとんどをリップスラーに費やして良い。8割方、この練習に費やす。

声では出ない音域になっても、頭の中では出るイメージを持ち続ける。
声楽の人は、「声を回す」「声を転がす」と言う。
後ろから、フードをかぶるように。
喉の動きとリンクしているが、意識すると力が入る。回すイメージを使う。
音を前に飛ばすよりも、回すイメージ。

F-Fのオクターブ
音の高さを変えるときに口を変える必要は無い。
息の流れが変わることで、自然に変わる。マウスピースの中で何かすることは無い。
ベルヌーイの法則で、力が抜けて唇は常にくっついているイメージ。
英語ではLips Together。両方の唇はいつも一緒。
口は変えずに歌っているだけ。
音が出なくても良い。結果を気にせずに。

これを毎日やるように。

タンギング
舌が常に歯の近くにいるように。離しすぎない。
16分になると、Tuが子音だけになってしまう。
子音が忙しくしゃべっているけど、母音を意識する。
息が止まらないように。

音出しをするとき、これらを確認すること。

アルヴァマー序曲

Tuning
 
もう少していねいなアタックで。アクセントがつかないように。
伸ばしているのと同じテンションで。
音量は下げない。
トップに合わせる。ピッチもタイミングも。
トップは合図を少し出して。
そのとき、楽器と口の角度を変えない。上半身を少し動かす感じ。
合わなければ、一緒に飯を食いに行く。合宿とか。
 
 
5月に来たときよりも基本はできている
でも、あと打ちなどリズムが重い。
ブレスで遅れる。タイの音を短くしても良い。
タンギングを固めに。フワッと出るので遅れて聞こえる。
顔つきからハッキリと。演劇の人が発音する時の顔のイメージ。
よりクリアに吹くことを思う。意識が大事。
合っているだけではダメ。意識が違うだけで聞こえ方は全く違う。
 
部分ごとにどういう風に吹くべきか。自分の役割に合っているか、常に考える。
我々は楽器を持って音楽を表現している。打ち込みとは違う表現を。
 
冒頭。アクセントをもっとクリアに。
1からの旋律の強弱はmp。後半の盛り上がりも計算して。
アルヴァマー全体を考えて表現を考える。
伴奏。クリアなままpで。pでもクリアになるよう練習する。涼しい顔して。
音色もpで。音量だけでなく、音質もpで。精密さをかもしだしたい。
難しいところのトレーニングを常にしておく。
アタックが強すぎる。強くしないけどクリアに。いぶし銀で。
みんなでmp。お客さんにmpで聞こえるように。
最初の四分音符を押さない。後ろに響かせるイメージ。
高い音を当てにかからない。余裕を持って。
【2】からのTp 1st。木管よりも大きくならない。支えるイメージで。
冒頭。16分の精度を上げる。全員で。
必ず全員がメトロノームで合わせる。
Tbの伴奏。同じパターンが長く続いても、緊張感をキープ。
疲れを感じさせない。
 
【4】からはfを表現。輝かしいfの音色。音形もマルカートで。
【2】旋律の三連符、遅れない。
次に向かう勢いが欲しい。三連の前でフレーズが切れる感覚。
【1】Tpの細かい音符。頭のスピード感を合わせる。
細かい音符は四分音符ごとに区切って合わせる。
最初の音を伸ばす→3つの音で伸ばす→3拍目の頭で伸ばす…
拍の頭頭を捕まえられるようになると合ってくる。
pの時、Bs Clは音を寝かす。
パターンが変わる4小節目の四分音符を美味しく聞かせる。
【2】はまだmp。
S.D遅れない。緻密な感じで。
小節の最後はアウフタクトとして感じる。
【4】前のクレッシェンドの行き先はf。先を考えて。まだ押さえておく。
でも、伴奏はクリアに。
Tpの旋律、徐々に飽きてくる印象。精度が悪くなる。
後半ほど盛り上がるイメージ。Fl、もっと出す。1回目よりも楽しく。
最後の八分、もっと喜びに満ちて。
【5】の3小節前の3連符をたっぷりと。テヌート付けるくらいのイメージ。
【5】直前の八分をしっかり拭いてからしっかり落とす。
場面場面を全員で表現することが大事。
【6】から、いろんな要素が混じってくる。それを整理する。
まずは、自分たちが、それぞれ美味しく聞こえるように歌う。
【6】高音の対旋律。息の流れを意識して。
キツい高音は、前に出さずに上に(後ろに)響かせる感じ。
木管は調整が大事。音が出なかったら、まずは調整に出す。
その上で、苦手なところは練習する。聞かせたくないかもしれないけど。
【6】3小節目、3拍目の四分音符を伸ばしすぎない。
【6】の旋律。細かく感じないと遅れる。
伸ばしの音でテンポ感がなくなっている。伸ばしの時ほど細かく感じる。
リズム刻み。アウフタクトで感じて、小節で音が変わるイメージ。
少し表現をつけることで疲れを感じさせない。
伸ばしの音を短くしても良いので、次の音が遅れないように。
低音も同じくアウフタクト、クレッシェンドを感じて。
B.D、Timp、前目に感じる。
Cym、もっと主張して。
Tamb もっと強弱をつけて。
【7】対旋律。メロディよりも目立ってOK。
フレーズ感を出して。三連をクリアに。少しマルカート。
八分音符もクリアに。動きがわかるように。
旋律、もっとフレーズ感をだして。
Tpの高い音、キツい音を前に出さない。リラックスして後ろに響かす。
個人練の時間で苦手なところを練習。
短い時間で何をするかで一番良いアウトプットを出せるか考える。
高い音は最初は綺麗な音は出ないけど、練習しておく。
出来ないところを、恥も外聞もなく練習しておく。
目的は本番で良い演奏をすること。
楽譜が配られたら、最初に難しいところをチェックして練習する。
頭から漫然とさらうのはダメ。
来年のコンクールまで、時間をどう使うか。よく考えよう。
 
中間部
気持ち良いけど、もう少し計算高く。全体のダイナミクスを考える。
今年のコンクールの反省点
  ダイナミクスを広げる。pもfも。表現の幅をつける。音量だけでなく、音色も。音形も。
ここは良い教材。
【11】最初の響きを綺麗に響かせる。繊細に。pで。
pにした時、ピッチが変わらないように。アタックも遅れないように。
ロングトーンも、p、f、両方でトレーニングを。
Tp もっとレガートで。全体で流れを作って。
今は歌になっていない。
気持ち良さを、聞いている方が気持ちよくなるように伝える。
Cl 入るところで、最初の音をもう少し主張する。テヌート気味に。
メロディ以外はふたメモリ音量を下げる。全体がmpになるように。
全員でppを表現したい。
Hrの伸ばしはもう少し小さく。八分の動きは聞かせたい。
Flは大きめに。メロディに乗っかって。
【12】2小節前を、しっかり表現する。ただし、mfの表現の範囲で。
【12】Clの中音の素朴な音色をもっと聞かせたい。
【13】4小節前のcrescは、poco。伴奏は特にcrescは遅く。メロディについていくイメージ。
【12】伸ばしのcrescは大きすぎない。メロディを立てて。全体でmp
【12】4小節目の最後の四分音符。コードチェンジを感じさせて。
伸ばしは、細かい音符(16分)を感じる。特にTb、遅れない。
【13】のHrの刻み、ふたメモリ大きく
最初の音に少しテヌートをつけるイメージ。
crescはできるだけ後ろで。
アンサンブルは、どこかに拠り所が必要。トップ→コンミス
合わせる意思を飛ばす、アンテナを張って合わせる、というコミュニケーション必要。
ザッツを合わせるのはコンミス。指揮者は基本的なテンポ。
コンミスはズレたら目で見て注意するくらいでちょうどいい。
Tbはスピード感をHrに合わせる。
ベースラインも同じスピード感で。
【14】3小節前の対旋律、大きく。
Tempo Primo 3小節前の動きを大きめに。
最後の低音は流れを感じて。大きすぎない。もう少し寝た表現で。
 
最後 Tri もっと大きく。
【21】木管は、滑舌よく。アーティキュレーション正確に。
そういう表現を正確に表現すると、レベルが一つ上がる。

合奏指導 (7回目)

【基礎合奏】

・チューニング

・7拍+1拍休み ロングトーン
  出だし:命のかけ方が足りない
  練習でずれるようでは、本番でもずれる
  毎回精度良くても、本番の精神状態ではずれてしまう。
  練習では命かけて合わせるくらいの意識が必要。

・ppロングトーン
  ドライアイスがステージから観客席を流れて上がっていくようなイメージ
  もっとみんなで溶け合うように。みんなで一つ。
  誰かの音が聞こえているようではダメ。
  Piccのようにppが難しい楽器もあるが、イメージ、音色を殺すことでppが表現しやすくなる。
  倍音の構成が音色に影響する。倍音が多い方が輝かしい(ファンファーレ)。ppは倍音が少ない音色。息のツボ。

・ffロングトーン
  ppに引きずられない。⇒ 楽章間のイメージ転換にもつながる。ガラッと変える。
  遠くに響かすイメージ。

・本番では、ホールの一番後ろ、奥をイメージして吹く。

【合奏】基本は通しを3回。午前中はメトロノーム(後打ち)を鳴らしながら。
    午後は、メトロノーム無し。先生と交互に振って通す。

・今日のテーマ:顔つき
  楽章ごとに、ガラッと顔つきも変える。
  最初からffの顔つきで。
  3回目に疲れても、疲れた顔をしない。

・繰り返すごとに精度を上げていくこと。

・Cの6小節目からのFl、Picc 前の旋律にピッチを合わせて

・Dの1小節前 1拍前の4分音符を短めに。
  次の八分音符とつなげない。切っちゃう。タンタタ。
  自分がどう吹くかではなく、相手に伝わるように、表現を丁寧に吹く。
  目も見開くくらいで、表情も変えて。もっと伝える気持ちを強く持つ。

・Gの5小節目アウフタクト 3連、縦を合わせて歯切れよく

メトロノームと比べて、走ったところ、遅れたところを、各自でチェックしてメモ

・ステージ上の暑さも敵になる。そんな中でも、冷静に合わせられるように。

・楽器のチェックをしっかりと
  ねじの緩みなど

【課題曲】

・Tp、Tb Gの5小節目 アウフタクト
  歯切れ良く。一つ一つハッキリと。
  前からつなげても、同じように吹けるように。

【自由曲】

・ゆっくりなところの表情が変わらない。
  楽章ごとに、「顔!」と書いておく(^^)
  
・[13]の最初の1拍目で、フワッとひろがるように
  花が開くように。ソフラン?フレグランス?
  個別に抜き出してやれば、できている。通しでもできるように。
  顔つきを変える。

・[15] molto espressivo
  少し歌いこんで、崩れる...くらいの気持ちで表現する。
  
・音楽が伝わってこない。
  いかに、観客に伝えるか。
  自分が思っているより10倍やらないと伝わらない。
  クド過ぎる一歩手前が一番いい。
  みなさんは、まだ発酵する前のヨーグルト、納豆みたい。
  ⇒ 指示(10分間の語り)がなくても表現できるように。
    通しでも、瞬時にこの意識が蘇らせるように。
  楽章楽章で人間変えるように。

【午前中3回通し ×2セット】

【午後練習】赤沼先生 3回通し後

・みんなで一つの音楽やってる感が出てきた
  → そのぶん、ピッチのズレ、アーティキュレーションのずれが目立ってきた
    5月は全体がグシャグシャだったので目立たなかったが、縦が揃ってきて目立つようになった。
    できれば、個人でピッチを合わせて欲しい。合奏で全部やる時間は無い。

・ハーモニーディレクターでスケールを練習(F-dur)
  出だしがずれていた場合、自分がどちらにずれていたか、メモって欲しい。
  途中で合ったとしても、最初にずれていた場合、それが自分の癖、楽器の癖。メモって直す。
  それを、曲の中で合わせるように。
  
  自分が高いか低いかわからない場合、どちらかにずらしてみる。ずれが大きくなったら逆側が正解。

  このずれが、曲の中に出てしまう。音が濁ってしまう。
   → 指使いやバルブだけでは、絶対にずれる。自分で修正が必要。
     出てからあわせても遅い。癖を知って、最初から良いピッチを狙う。

  Eは、ずれやすい音。  
   → ずれやすい音は、「涼しい顔して」合わせられるように

・マーチの冒頭を演奏
  ピッチを直したので、さっきよりも澄んだ音になった。

・楽器の調子が悪い人は、適宜修理に行ってください。


・スケール(Es-dur)
  出だしから合わせる。
  出だしが合わなかったら、ズレを修正して、癖をメモる。
  こうやると、自分のピッチの違いがわかるでしょう?
   → 何もしなければ違うのが普通。自分で修正する必要がある。

  30年以上楽器を吹いていても、自分のピッチを確認する。
  プロでも、スケールを使って確認する。
  みなさんも、B、F、Esは最低、自分で確認して欲しい。


【自由曲】
・[35] 通しているときと全然違う。きれいになっている。
  楽器は正しいピッチは出ないので、コントロールする必要があると、各自が認識する。
  各自が認識して調整するしかない。

・[3] Timp、SD 八分のテンポ感
  Timpがdimする時に遅くなる。
  crescするときも、イーブンでcrescできるように。
  SD 最初の休符が長い。「ウンタタタ」ではなく「ツタタタ」と感じる。
  
  楽器が上手くなるかどうかは、楽器を持っていない時に何をやるか。
    楽器を吹ける時間は1日に2~3時間。
    歩きながら、リズムを刻む練習をやる。
    楽器を持てる時間は、楽器を持たないとできない練習をする。
    楽器を持たない時は、
      曲を聞く(車の中で聞き続ける)
      歌う

・[4] 2小節目 Marimba 八分遅くならない
    Glocken 管に比べて遅い。Marimbaを聞いて出るのではなく、ビートの中で正確に嵌める。
    Marimba 和音も遅れないように。

・[15] 確信を持って、最初のロングトーンを出す。
  「ふにゃ~」となったりしない。
  Hrが後から遅れ気味になる。ピッタリ出る。
  Tb 音の変わり目、遅れない。ピッタリ頭で出て、頭で音を変える。
  高い音は、後ろに響きを持っていく。苦しいと思うと、喉が絞まって音が出ない。
    
  これを、本番でも。
  楽器を持たない時でも、響きを後ろに飛ばすイメージを持つだけで、高い音も出るようになる。
  通学路でも歌いながら歩く。

・[15~17] アウフタクトをもっと丁寧に
  アウフタクトのエネルギーが溜まって、その結果上に行っちゃう感じ。
  [17]はアウフタクトが無くても音楽になる。でも、伝えきれないから、アウフタクトでさらに歌いこんでいる。
  アウフタクトを大切に。
  [18]は、[17]で伝えきれないから、もう一度くり返している。2回目はもっと濃度を濃く。

  通しでも同じように。

・[23] Tp 1st、2nd 均一に。2ndが小さく聞こえる。
  ベルの高さが違う → かけあいはベルの高さが効く。合わせて。

・[25] 伴奏(リズム)の人、四分音符が長い
  四分もスタッカートで。

・[30] 4小節前からの低音の八分を、一回一回cresc。ドラマチックに。
  次に全く新しい展開がくる。それを引き出す。
  アーティキュレーション甘くならない。2つ目の音を短く切る(楽譜どおり)。

・[33]からTpを引き継ぐ人(Sax)。Tpが抜けて急にテンションが下がらないように。
  
・[36] Tpのピッチに注意。
  出だしから正確に。
  縦をピッタリに揃えることで、ピッチも合う。

・[38] 1小節目 2拍三連をもっとcresc

・[39] 1小節前 7連符、アクセントをしっかりつける。


【課題曲】

・Hr 最初のグリッサンドをもっと。
  響きをもっと上に。そうしないと、音が飛ばない。

・[A] メロディ
  Gの音が合っていない。
  Cl マウスピースを外して吹いた時と同じ抵抗感。
  息が長すぎて、音が細くなっている。息を短くすることで、鳴るようになる。
  スケールで確認した癖を思い出して。
  正しいピッチで、しっかり聞こえて欲しい。

  アウフタクトの八分3つ、音と音の間で指を変える。

・[D]の4小節前 旋律
  最後の音のピッチが取れていない。
  高い音は、後ろに響きを持っていく。
  高い音を押し出さない。むしろ引く感じ。

  下のハーモニー Ds-Es-Fが取れていない。

・Trio Tb 和音が変わった音をしっかり吹く。
  3rd 遅れないように。

・[H] 対旋律 ピッチを合わせる
  フレーズ終わりの音(G、D)が下がりきらない人がいる。

【3回通し】 トータル12回通しを実施